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麹町消化器・内視鏡クリニック

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胃がん・十二指腸がん

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Stomach cancer & Duodenal cancer

胃がん・十二指腸がん

 

胃がん

以前より減少傾向にありますが、がん統計では胃がんによる死亡率はまだ高く、男性が2位、女性は4位です。胃がんは早期発見により完治可能になっています。ただし、かなり進行しないと自覚症状が現れないため、症状のない段階で定期的に内視鏡検査を受けないと早期発見が難しくなっています。
胃がんは胃壁の最も内側にある粘膜に発生します。そのため、早期発見には内視鏡検査で直接粘膜を観察することが不可欠なのです。がんが大きくなると胃壁の外側に向けて浸潤し、やがてリンパ節や他の臓器に転移します。

胃がんの種類

胃がんの大部分を腺がんが占めていて、進行がゆるやかな傾向がある分化型と、進行が比較的早いことが多い未分化型に分けられます。発見と治癒が難しいとされるスキルス性胃がんの多くは未分化型がんですが、未分化型がんの全てがスキルス性胃がんではありません。スキルス性胃がんは粘膜表面の変化が乏しいまま胃壁の中で拡がるため、内視鏡検査による発見が難しいとされています。当院では、2万件以上の内視鏡検査経験がある消化器内視鏡専門医であり、外科専門医、内視鏡外科学会技術認定医としても数多くの胃がん症例に関わってきた院長が、こうした発見しにくい胃がんの早期発見につながるよう高度な最新機器を用いて丁寧な検査を行っています。

胃がんの症状

早期がんに自覚症状が現れるケースはほとんどありません。また進行してから現れる症状も、胃炎など他の胃疾患と共通しているため、症状があったら専門医を受診してしっかり調べてもらうことが重要です。胃炎や胃潰瘍などの症状があって受けた内視鏡検査で胃がんが発見されることもよくあります。できるだけ早く発見することで、生活の質を守りながら完治が期待できます。

胃がんの主な症状
  • みぞおちや胃の痛み
  • 胃のあたりの不快感・違和感
  • 胸焼け
  • 吐き気や嘔吐
  • つかえる感じ
  • 吐血や黒いタール便
  • 食欲不振・体重減少 など
検査

胃内視鏡検査で粘膜の状態を直接確かめます。当院では特殊光や画像強調表示、拡大などの機能を備えた最新の内視鏡システムを使って、2万例以上の内視鏡検査を経験してきた専門医が検査を行っています。これにより、微細な早期がんや前がん病変の発見も可能になっています。
造影剤を用いたX線検査による胃がん検診は早期胃がんの発見には有効ではありません。最新の胃内視鏡システムによる検査では、明確な病変として現れていない早期がんを毛細血管の分布などを確認することで発見することもできます。こうした微細な早期がんを見つけるためには、より高精細な観察が可能になる経口検査が適しています。当院では楽に受けられる経鼻検査も行っていますが、軽い鎮静剤などを使って苦痛なく受けられる経口検査も可能ですからお気軽にお問い合わせください。

胃がんの原因

胃がんになった方でピロリ菌感染していない例は1%以下と報告されていますので、胃がんのほとんどはピロリ菌感染が主要な要因になっていると考えられています。それに加えて、喫煙や塩分の摂取過多も危険因子です。男女では男性の発症が多い傾向があります。
ピロリ菌感染陽性の場合、除菌治療を受けると38~42%初発がんが減少するとメタ解析によって指摘されています。ピロリ菌に感染していると慢性的な胃炎を繰り返して炎症がゆっくりと進行し、萎縮性胃炎になると胃がん発症率が大きく上昇します。萎縮性胃炎があると胃炎類似胃がんや微小胃がんがそれに紛れやすいため、検査豊富な医師による精緻な内視鏡検査が必要です。
また、胃がん治療後にピロリ菌除菌治療を行った場合も、その後の胃がん発生率が33~50%程度に抑制できることが報告されています。
いずれにしてもピロリ菌除菌で100%胃がん発症を防げるわけではないため、除菌治療後にも定期的な胃内内視鏡検査が必要です。

治療

内視鏡検査で採取した組織を病理検査して胃がんの確定診断が出た場合、CT検査・MRI検査・超音波検査などによってリンパ節や他臓器への転移の有無を調べて治療方針を決定します。
転移の可能性がない場合や1%未満の場合はEMRやESDといった内視鏡による切除が可能です。2cm以下で潰瘍がない分化型粘膜内がんが適応しますが、それ以外にも腫瘍の有無、サイズ、型、病期などにより適応拡大病変として対象となるケースもあります。転移が認められるかリスクがある場合には、外科手術か化学療法を行います。

 

十二指腸がん

十二指腸は胃と小腸の間にある臓器で、膵管や胆管から胆汁と膵液が流れ込んで吸収を助けます。胆汁や膵液はアルカリ性で、強い酸性の胃酸を中和する役割も担っています。十二指腸がんは、膵管と胆管の出口にできる乳頭部がん、それ以外の非乳頭部がんに分けられます。
良性腫瘍である腺腫から発生する例が多いことはわかっていますが、十二指腸がんの原因はまだよくわかっていません。

症状

前がん病変である十二指腸腺腫や早期の十二指腸がんは症状がないため、進行してから症状が現れます。従って、下記のような症状があったらできるだけ早く消化器専門医を受診して内視鏡検査を受ける必要があります。

  • 黒っぽいタール便
  • 貧血
  • 腹痛
  • 嘔吐
  • 体重減少
  • 黄疸
  • 腹部のしこり など
診断と治療

十二指腸は胃内視鏡検査で観察することができるため、自覚症状のない早期がんや前がん病変の腺腫は検診などで受けた胃内視鏡検査で発見されることがあります。腺腫や粘膜内にとどまる十二指腸がんは、胃がんと同様EMRやESDといった内視鏡による治療が可能です。粘膜下層まで進行している、または周囲のリンパ節に転移している可能性がある場合などでは、外科手術や化学療法を行います。なお、膵頭十二指腸切除術を行う場合、2週間程度の入院が必要になります。

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